こわばりとゆるみすぎを体験してみよう
こわばりについて
昨日までの記事で、実力点と虚力点はわかりましたでしょうか。
筋収縮が起きている時に、中枢方向への滑動性があるのは実力点です。
しかし、筋収縮が起きてないにもかかわらず、中枢方向への残存した滑動性がある場合があります。
これをこわばりといいます。
いわゆるコリや痛みがでている症状がある部分は、ほとんどがこのこわばりの状態になっています。
こわばり体験
こわばりを簡単に体験してみましょう!
腕をダランとぶら下げて、上腕二頭筋の真ん中くらいに触れます。
まずは、そのまま少し強めに押さえてみます。
この時の感じを覚えていて下さい。
そして今度は、そのまま肩方向に引っ張り擬似的にこわばりを作って、少し強めに押さえて下さい。
どうでしょう?こわばりを作って押さえると痛みが増えたと思います。
ゆるみすぎについて
筋膜が引き伸ばされている時に、末梢方向に滑動性がでると虚力点です。
しかし、ニュートラルな状態でも、末梢方向に滑動性があるものをゆるみすぎといいます。
ゆるみすぎの筋膜を探したら、筋力検査をしてみてください。
力が入らなくなっていると思います。
ゆるみすぎを体験
今度は、ゆるみすぎを体験してみましょう。
今回は、腹筋を使います。
膝を曲げて仰向けになりましょう。
膝を顔に近づけるように足を持ち上げます。
この時にお臍のしたに手を置くと、腹直筋の筋腹が盛り上がると思います。
この持ち上げるときの感じを覚えていて下さい。
※腰に不安のある人はやらないでくださいね!
今度はお臍の下に触れて、頭方向に引っ張りながら足を持ち上げてみて下さい。
どうでしょう?最初よりかなりきつくないですか(笑)
それと腰の負担も増えたと思います。
なので、腹筋にゆるみすぎがある人は腰の負担が大きくなり、腰痛になりやすいと言えます。
こわばりとゆるみすぎはペア
こわばりとゆるみすぎは、実力点と虚力点と同じくペアになっています。
▲肘方向(中枢)に滑動性があるのが、こわばり
▲指方向(抹消)に滑動性があるのが、ゆるみすぎ
こわばりがあれば、それと関係しているゆるみすぎがあります。
ゆるみすぎがあれば、それと関係しているこわばりが、必ずあります。
特長として、こわばりとゆるみすぎの関係性は、ほとんどが【こわばり≦ゆるみすぎ】になっています。
【こわばり≦ゆるみすぎ】の問題解決法は?
ある筋膜が、ゆるみすぎて正常な弾力を失ってしまうと、それをかばおうと別の部分が余分に収縮して、こわばりを作っています。
なので、こわばりを緩めても中々、問題が解決しない場合が多いです。
この事から、筋・筋膜療法では、ゆるみすぎにアプローチしていくやり方になります。
お困りのことがありましたら、気軽にご相談くださいね。
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