テニスで肩こり・巻き肩が気になる方へ|右腕の張りと体の左右差を整えた整体事例【高田馬場】

- update更新日 : 2026年11月02日
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新しくテニスを始めて、楽しくて夢中になっている。でも、気づいたら右腕や肩がパンパン。そんな経験はありませんか。

テニスのように片側の腕を集中して使うスポーツは、知らないうちに体の左右のバランスが崩れやすくなります。

今回は、テニスを始めて数か月のT様の事例をもとに、テニスと肩こり・巻き肩の関係、テニスを長く楽しむためのセルフケアをお伝えします。

テニスを始めて数か月のT様

週3回のレッスンに夢中

T様は4月からテニスを始め、レッスンに週3回通うほど夢中になっていました。

ご本人は「特に疲れは感じていない」とのことでしたが、検査で体を確認すると、右腕から手の指、右の股関節、腰まで、広い範囲に硬さや動きにくさがありました。

楽しく続けている時ほど、体の疲れには気づきにくいものです。つらさを感じる前に、一度体の状態を確認しておくと安心です。

テニスで体が左右にかたよる理由

右腕と手の指の使いすぎ

テニスでラケットを握ってボールを打つ動きは、思っている以上に手の指の細かい筋肉を使います。グリップを強く握る動きをくり返すことで、手のひらの骨と骨のあいだの筋肉が硬くなっていきます。

T様の場合、特に中指と薬指のあいだが硬くなっていました。手首から腕の筋肉も硬くなり、肘や肩への負担も増えていました。

肘や手の痛み・しびれについて
肘の外側や内側が痛む、物をつかむと肘が痛い、手や指にしびれがある、痛みがだんだん強くなるといった場合は、テニス肘などのけがの可能性もあります。整体より先に医療機関を受診してください。医療機関で治療中の方は、主治医にご相談のうえお越しください。

腕の硬さが肩や胸に広がる

腕の筋肉は、肩甲骨や胸まわりともつながっています。腕が硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、肩が前に入る「巻き肩」になりやすくなります。巻き肩については、巻き肩の症状ページで詳しく説明しています。

肩甲骨が動きにくいと、肩こりも起こりやすくなります。肩こりについては、肩こりの症状ページでもご紹介しています。

下半身や腰にも影響する

テニスのスイングは、下半身から上半身へと力を伝える動きです。腕が思うように動かないと、体は無意識に股関節や腰を多めに使って補おうとします。

T様も、右の股関節が左に比べて動きにくく、腰のまわりも緊張していました。ご本人は腰の疲れを感じていませんでしたが、触れてみるとかなり硬くなっていました。

片方向だけ使うスポーツ

テニスやゴルフのように、同じ方向に体をひねるスポーツは、続けるほど体の左右差が大きくなりやすいという特徴があります。右利きの方なら、右腕ばかりを使い、体のひねりも同じ方向ばかりになります。

検査で分かったT様の体の状態

立った状態で正面・横・後ろから写真を撮り、姿勢を確認しました。

  • 右肩が前に巻き込んでいる(巻き肩)
  • 骨盤の右側がやや前に傾いている
  • 右手首を反らす動き、右肩を外にひねる動き、右股関節を内にひねる動きが小さい
  • 腕の握る筋肉が張っている一方で、肩甲骨まわりの筋肉はうまく使えていない
  • 右足の土踏まずがやや低くなっている

握る筋肉ばかりががんばって、肩甲骨を支える筋肉が使えていない。テニスを始めたばかりの方によく見られる状態です。

施術の流れ

骨盤と背骨を整える

うつ伏せで、骨盤から背骨を軽く揺らすようにして整えていきます。強く押したり、揉んだりはしません。T様も「こんなに軽い力で変わるんですね」と驚いておられました。

手の指から全身を整える

仰向けで、頭から足の裏まで全身の関節を順番に整えます。T様の場合は特に、手の指を一本ずつ丁寧に動かして、骨と骨のあいだの筋肉をゆるめていきました。

手の指の筋肉は、腕、肩、体へとつながっています。手の指を整えることで、全身のつながりも整いやすくなります。

肋骨と呼吸、足のアーチ

肋骨まわりの動きを良くして呼吸をしやすくし、足のアーチも整えて、しっかり立てるようにしました。施術後に立っていただくと、「足がしっかり地面を捉えている感じがする」と話されていました。

施術後の変化

  • 右手首・右肩・右股関節の動きが広がった
  • 硬くなっていた手の指が、一本ずつ動かしやすくなった
  • 肩甲骨がスムーズに動くようになり、腕も上げやすくなった
  • 写真で見比べると、前に入っていた右肩が戻り、左右のバランスが整っていた

T様は「こんなに指が動くようになるんですね」「体全体がつながっている感じがする」と話してくださいました。腕は腕、腰は腰とバラバラだった感覚が、全身でひとつに動く感覚に変わったそうです。

なお、ここでご紹介したのは施術直後のその場での変化です。感じ方や変化の出方には個人差があります。

テニスを長く楽しむためのセルフケア

練習後のストレッチ

練習後は、体が温まっているうちに、腕の内側、肩、お尻や股関節まわりなど、よく使った場所をゆっくり伸ばしましょう。各場所30秒ほど、呼吸を止めずに、痛気持ちいい程度で行います。

手の指のあいだをほぐす

反対の手の親指と人差し指で、手の骨と骨のあいだを、手のひら側と手の甲側からはさむように、やさしく押していきます。T様には、特に硬かった中指と薬指のあいだを中心にお伝えしました。

練習のあとだけでなく、デスクワークの合間やお風呂の中でもできます。

反対の手でも素振りを

右利きの方は、ときどき左手でラケットを持って素振りをしてみましょう。ボールを打つ必要はありません。反対方向の動きを入れることで、右側ばかりにかかる負担をやわらげ、左右のバランスを保ちやすくなります。

日常の姿勢

スマホは目の高さまで持ち上げて見る、座るときは骨盤を立てて足を床につける。コートの外での姿勢も、体のバランスを保つためにとても大切です。

よくある質問

テニスを始めたばかりですが、整体を受けてもいいですか?

はい。始めたばかりの時期は、体の使い方のくせがつきやすい時期でもあります。痛みが出る前に一度体の状態を確認しておくと、長く楽しむための参考になります。

週に何回までなら大丈夫ですか?

回数よりも、練習後のケアと体の状態が大切です。T様も、練習の回数よりも、練習後のストレッチをしていなかったことが大きかったようです。

テニスのフォームも教えてもらえますか?

フォームなどの技術は、テニスのコーチにお任せしています。当院では、習った動きがしやすくなるように、体のかたよりや動きにくさを整えます。

施術は痛くないですか?

軽く揺らすソフトな施術なので、痛みはほとんどありません。硬い部分を調整する際に、痛気持ちよさを感じることはあります。

どのくらいの頻度で通えばいいですか?

最初は週2回程度を目安に通っていただき、8回を過ぎたら、2週間に1回、3週間に1回、月1回と、体の状態を見ながら少しずつ間隔をあけていきます。お仕事や練習のご都合などもあると思いますので、通い方はご相談しながら決めていきます。

料金はいくらですか?

保険適用外の自費施術となります。料金は施術料金ページをご覧ください。

まとめ

テニスは片側の腕を集中して使うスポーツなので、手の指や腕の硬さが、肩こりや巻き肩、股関節や腰の硬さにまで広がることがあります。

練習後のストレッチや反対側の素振りを取り入れながら、ときどき体の状態を確認することで、テニスを長く楽しむことができます。

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