バイオリンで姿勢が悪くなる?前腕の硬さと巻き肩を整えた大学生の整体事例【高田馬場】
楽器を長く続けていると、知らないうちに体の左右に差が出てくることがあります。
今回ご紹介するのは、就職活動とテスト勉強、そしてバイオリンを同時にがんばっている大学生のT様の事例です。検査で体の左右差が気になり、お聞きしてみると、バイオリンを弾いていることを話してくださいました。
バイオリンと姿勢の関係、演奏を続けながらできる体のケアをお伝えします。
忙しい大学生のT様
就活・テスト・バイオリン
T様は、就職活動の準備、テスト期間の勉強、そしてバイオリンの練習と、忙しい毎日を送る大学生です。
パソコンでのエントリーシート作成、机に向かっての勉強、楽器を構えての練習。どれも、同じ姿勢を長い時間続けることが共通しています。
検査で気づいた左右差
検査をしていくと、T様の体には左右差がありました。首の痛みも、右と左で感じ方が違っていました。
「何か片側だけ使うことをしていますか?」とお聞きすると、バイオリンを弾いていることを話してくださいました。左右で違う動きをくり返す楽器なので、体の左右差につながっていても不思議ではありません。
バイオリンと体の左右差
バイオリンは、楽器を左の肩とあごではさんで支え、右手で弓を動かします。左右でまったく違う使い方をするため、練習を重ねるほど、体の使い方にかたよりが出やすくなります。
- 楽器を支える側の肩や首に力が入り続ける
- あごで楽器を押さえるため、あごまわりや首が緊張しやすい
- 弓を持つ腕を前に出した姿勢が続き、肩が前に入りやすい
- 指を細かく動かし続けるため、手首から前腕が硬くなりやすい
こうしたかたよりに、勉強やパソコン作業での前かがみの姿勢が重なると、猫背や巻き肩にもつながっていきます。
検査で分かった体の状態
前腕から指の硬さ
特に目立ったのが、前腕から指にかけての硬さでした。20代前半の方としては、かなり硬い状態でした。
腕の筋肉は肩や胸ともつながっているので、前腕が硬いと、肩が内側に入りやすくなります。
ハの字に開いた肩甲骨
写真で背中を確認すると、肩甲骨がハの字のように外側に開いていました。肩が前に入る「巻き肩」の状態です。
巻き肩になると胸が閉じて、呼吸も浅くなりやすくなります。
肩の動き
腕を上げる、横に広げる、後ろに回すなどの動きを確認すると、特に腕を後ろに回す動きが小さくなっていました。バイオリンでも勉強でも腕が前に出ていることが多く、後ろに動かす機会が少なかったようです。
座り時間の影響も
肩甲骨まわりやお尻の筋肉も硬くなっていました。テスト勉強やパソコン作業で座る時間が長かったことも影響していそうです。
施術の流れ
骨盤と背骨を整える
うつ伏せで、骨盤から背骨を軽く揺らすようにして整えていきました。強く押したり、ボキボキ鳴らしたりはしません。T様は「これで変わるんですか」と驚いておられましたが、施術後には背中の張りがやわらいでいました。
全身の関節を整える
仰向けで、頭から足の裏まで全身を順番に整えていきます。手の指を整えながら骨盤のかたよりを整え、肋骨まわりもゆるめて呼吸をしやすくしました。
巻き肩とあごまわり
横向きで胸の筋肉をゆるめ、前に入っていた肩を整えました。仰向けで、楽器を支えるときに使うあごまわりも、とても弱い力で整えていきました。
施術後の変化
- 後ろに回しにくかった腕が、スムーズに動くようになった
- ハの字に開いていた肩甲骨が、背骨に近づいた
- 写真で見比べると、前に入っていた肩が戻り、胸が開いた
- 首の痛みがやわらいだ
T様は「体が軽くなった」「息が深く吸える」と話してくださいました。
変化の感じ方には個人差があります。
演奏を続けながらできるセルフケア
反対方向に伸ばす
バイオリンでは腕が前に出る姿勢が続きます。だからこそ、練習の前後に、反対方向に伸ばすことが大切です。
- 座ったまま両手を後ろに回し、手のひらを合わせて肘を伸ばします
- 肩甲骨を背骨に寄せるイメージで、ゆっくり胸を開きます
- 片腕を上げ、反対の手で肘を持って、腕が少し後ろに行くように体の横を伸ばします
最初はきつく感じるかもしれません。それだけ普段使えていない場所だということです。無理のない範囲で、各30秒ほど行いましょう。
前腕と指のストレッチ
- 片腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けて、反対の手で指先を手前に引きます(前腕の内側)
- 手のひらを下に向けて、同じように指先を手前に引きます(前腕の外側)
- 指を一本ずつ、やさしく反らせます
肘は伸ばしたまま、痛気持ちいい程度で行います。練習の前後に取り入れると、手や指を守ることにもつながります。T様には、これらのストレッチを動画でもお渡ししました。
練習の合間に休憩を
長時間続けて弾くより、30分ごとに楽器を置いて、肩を回したり、体を動かしたりする休憩を入れましょう。
勉強やパソコン作業の姿勢
椅子は足の裏が床につく高さに、モニターは目線の高さか少し下にします。30分に一度は立ち上がって、同じ姿勢を続けないようにしましょう。
こんなときは医療機関へ
指や手にしびれがある、手首や肘の痛みが強い、楽器を構えると痛みが出るといった場合は、腱鞘炎などの可能性もあります。整形外科などで一度診てもらってください。
よくある質問
バイオリンを続けながら体を整えられますか?
はい。バイオリンをやめる必要はありません。演奏による体のかたよりを整えながら、練習の前後にできるセルフケアもお伝えしています。
演奏の姿勢や構え方も教えてもらえますか?
構え方などの技術は、バイオリンの先生にお任せしています。当院では、習った構えをとりやすくなるように、体のかたよりや硬さを整えます。
施術は痛くないですか?
軽く揺らすソフトな施術なので、痛みはほとんどありません。
施術時間はどのくらいですか?
初回は検査とカウンセリングを含めて約90分、2回目以降は約60分です。完全予約制なので、待ち時間はありません。
就活中で忙しいのですが、通えますか?
高田馬場駅から徒歩3分なので、説明会や面接の前後にも立ち寄りやすい場所です。最初は1〜2週間に1回のペースで数回通っていただき、状態が安定してきたら月1回程度のメンテナンスに移行するのが目安です。
料金はいくらですか?
保険適用外の自費施術です。料金は施術料金ページをご覧ください。
まとめ
バイオリンは左右でまったく違う使い方をする楽器なので、続けるほど体の左右差や巻き肩が出やすくなります。勉強やパソコンでの前かがみの姿勢が重なると、なおさらです。
反対方向に伸ばすセルフケアと、ときどき体を整えることで、演奏も長く楽しめる体を保っていきましょう。
猫背や巻き肩について詳しくは、猫背のページ、巻き肩のページで、ほかの20代の方の事例は25歳男性の日記、26歳女性の日記でもご紹介しています。
ピアノで手首が痛くなった方の事例は、こちらの日記でご紹介しています。
ご予約・お問い合わせ
新宿猫背矯正専門センターは、東京都新宿区高田馬場4丁目1−6 寿美ビル 403にあります。高田馬場駅から徒歩3分で、早稲田、西早稲田、下落合、目白、新宿、池袋からも通いやすい場所です。
施術歴20年以上、20,000人以上の施術実績をもとに、一人ひとりに合わせて姿勢を整えるお手伝いをします。
営業時間は月〜土 9:00〜19:00(日曜休み)、完全予約制です。ご予約は公式LINEから承っています。
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