MMAで左足の内側に体重が乗らない|踏ん張れない原因を整えた整体事例【高田馬場】

folder猫背・巻き肩

格闘技を続けていると、左右の身体の使い方に偏りが出て、「片足だけ踏ん張れない」「組み合うとすぐにバテる」といった悩みにつながることがあります。

今回ご紹介するのは、趣味でMMA(総合格闘技)を練習されているM様の事例です。M様は長年の身体の使い癖から、左足の内側にほとんど体重をかけられない状態に悩まれていました。

ご本人が「左足の内側に体重をかけるのは不可能じゃないかというくらい」と話すほどの状態でしたが、通院を重ねるうちに少しずつ変化が出てきています。M様の悩みと施術の内容、通院中の変化をお伝えします。

格闘技で現れる身体の使い癖

なぜ左右のバランスが崩れるのか

格闘技では、構えの向きやテイクダウンでの踏ん張り方など、同じ動作を何度も繰り返します。特にMMAのように打撃と組み技の両方を行う競技では、利き手・利き足による偏りが積み重なりやすくなります。

M様の場合、身体の左側が折れ曲がるように歪み、左足の外側にばかり体重がかかっていました。足の内側の筋肉が使えないため踏ん張りが効かず、バランスを取るために他の部位にも余計な負担がかかっていました。仰向けに寝ると足が大きく外に開いてしまうのも、この偏りの表れです。

組み技で足の内側が大切な理由

MMAでは、組み合いやグラウンドの攻防が試合の大きな部分を占めます。M様も施術中に「組み合って、脇を差し合う。あれがもうグレコローマンなんです」と、四つの押し合いの大切さを話されていました。

脇を差し合って押し合う場面では、足の内側でしっかり床を押せるかどうかで、力の伝わり方が大きく変わります。左足の内側が使えないと押し込まれやすく、自分から攻めることも難しくなります。

相手のタックルを切るときも同じです。足の外側だけで支えようとすると体勢が崩れやすく、倒されるリスクが高くなります。

ハムストリングと下半身の連動

検査では、左のハムストリング(太ももの裏の筋肉)がうまく使えていないことも分かりました。ハムストリングは走る・跳ぶ・踏ん張るといった動作に関わる筋肉で、ここが働かないと動きの切れが落ち、疲れやすくもなります。

ふくらはぎや足裏のアーチを含め、左足全体の連動が落ちている状態でした。施術者としては、特に「膝から下」がM様のウィークポイントだと考え、毎回重点的に見ていく方針にしました。

初回の検査で見えた身体の状態

写真で確認した姿勢

当院では初回の施術前に、立った姿勢を正面・側面・背面から撮影します。M様の写真では、左側がくの字に折れ曲がるように歪み、肩の高さや骨盤の位置にも左右差がありました。

写真で残しておくと、ご自身の状態を客観的に確認できるだけでなく、通院中の変化も比べやすくなります。

関節の動きと筋力の検査

肩甲骨の位置や肩の動き、前後左右の重心も確認しました。M様は胸を開く動作がしにくく、肩の動きにも制限がありました。

筋力の検査では左右の足に明らかな差があり、左足は内側の筋肉がほとんど使えず、外側だけで体重を支えている状態でした。仰向けで足が外に開く傾向からも、股関節まわりのバランスの崩れがうかがえました。

M様が感じていた違和感

M様ご自身も「外側にばかり体重がかかって、内側に全く乗せられない」と自覚されていました。組み合いで力が入りにくい、スタミナの消耗が激しいといった悩みも、この偏りと関係していると感じ始めていたそうです。

長い時間をかけて身についた使い癖なので、変えていくにも継続が必要だということは、M様も理解されたうえで通院を始められました。

施術の流れ

施術は、うつ伏せで骨盤から背骨をやさしく揺らすように整えることから始めます。次に仰向けで足裏から頭まで全身の関節を調整し、M様の場合は特に左足のアーチづくりに時間をかけました。最後に横向きで巻き肩、仰向けで顎関節を調整します。

施術の詳しい流れは施術の流れページをご覧ください。

通院を重ねて実感した身体の変化

3〜4回目で現れた姿勢の変化

M様は3〜4回目の施術のあたりから、はっきりとした変化を感じ始めました。仰向けに寝たときに大きく外に開いていた足が、少しずつまっすぐに近づいてきたそうです。

写真を比べても、左側の折れ曲がりが減り、身体全体の傾きが小さくなっていました。施術者が初回の写真を見せて「覚えていますか、全然違いますね」と声をかけると、M様も変化を確認されていました。

足の内側を使える感覚

M様が一番実感されているのは、「歩いていて、内側に意識が入っている」という感覚です。以前は完全に外側だけで立っていて、内側に乗せようとしても乗せられなかったそうです。

施術後の筋力検査でも足の力が入りやすくなっていることを確認でき、M様も違いを感じていました。踏ん張りや体重移動など、格闘技のあらゆる動作につながる変化です。

首や肩の痛みの軽減

施術後に首や肩の具合を確認すると、M様は「痛くないです」と答えられました。足元のバランスが崩れると骨盤や背骨にも影響し、首や肩に負担がかかることがあります。

巻き肩が整って胸が開きやすくなると、呼吸もしやすくなり、首や肩で無理に呼吸をする必要が減ります。こうしたことも、首や肩の緊張が和らいだ一因と考えられます。

MMAのパフォーマンスとの関係

四つの押し合いと足元のバランス

四つの展開が多いMMAでは、上半身の押し合いが試合の流れを左右します。その押し合いを支えるのが足の踏ん張りです。足のバランスが崩れていると、上半身の技術があっても力をうまく伝えられません。

左足の内側が使えるようになれば、組み合ったときの安定感が増し、押し合いでも力を発揮しやすくなることが期待できます。

レスリングの練習で腰痛・猫背に悩まれたT様の事例も紹介しています。

打撃と組み技の切り替え

M様は、打撃の距離と組み技の距離では身体の使い方が大きく変わり、切り替えがスムーズにいくかどうかで楽さが違うと話されていました。

身体が歪んでいると、距離を切り替えるたびに余計な力が必要になります。左足の内側が使えるようになることで、方向転換や体重移動、フットワークも軽くなっていくことが期待できます。

組み技は得意なのに打撃が苦手という方は、組み技出身のプロ格闘家T様の事例もご覧ください。

スタミナの消耗

グレコローマンの押し合いについて、M様は「スタミナのゲージがどんどん減っていく感じ」と表現されていました。

使うべき筋肉が使えず、別の筋肉で補っていると、同じ動きでも余計に疲れます。バランスが整い、必要な筋肉を必要なだけ使えるようになれば、消耗を抑えやすくなります。

日常生活とセルフケア

日常での身体の使い方

施術で整えた状態を保つには、練習以外の時間の過ごし方も大切です。当院では、デスク環境やスマートフォンを見る姿勢、自宅でできるストレッチなどもお伝えしています。

椅子やモニターの高さを見直す、スマートフォンを目線の高さまで上げて見るといった小さな工夫の積み重ねが、身体の変化を定着させる助けになります。セルフケアの方法は動画でもお渡ししているので、自宅で繰り返し確認できます。

継続的なメンテナンス

M様は現在、2週間に1回程度のペースで通われています。長年の使い癖は一度の施術で変わるものではないため、左足を毎回重点的に見ながら、新しい身体の使い方を少しずつ定着させていく方針です。

専門的な施術アプローチの特徴

筋膜のネットワークに着目した全身調整

当院の施術の土台にあるのが、筋膜のつながりに着目した全身の調整です。筋膜は筋肉を包む薄い膜で、頭から足先まで全身をつないでいます。そのため、ある部位が硬くなると、離れた部位にも影響が出ることがあります。

M様の施術でも、手の指を調整しながら骨盤のバランスを整える方法を取り入れました。当院では、痛みのある部位だけでなく全身のつながりを見て調整しています。

ソフトな施術を大切にしている理由

当院の施術は、骨盤や背骨を軽く揺らしたり、弱い力で調整したりする、とてもソフトなものです。施術中に痛みを確認したときも、M様は「そんなに痛くない」と答えられていました。

痛みが少なく、リラックスした状態で受けられるので、身体に力が入りにくく、調整に反応しやすくなります。硬くなっている部位では多少の違和感が出ることもありますが、その都度確認しながら進めますのでご安心ください。

一人ひとりに合わせた継続プラン

初回の検査で、M様は左足、特に膝から下がウィークポイントだと分かりました。そこで、毎回の施術で左足を重点的に見るという一貫した方針を立てています。

通院の間隔も、身体の状態や変化に合わせて調整します。M様は2週間に1回程度のペースで、写真を撮って初回と比べながら、変化を確認しています。

よくある質問

どのくらいの頻度で通えばいいですか?

身体の状態によって異なりますが、最初は1〜2週間に1回程度、状態が安定してきたら月1回程度のペースをおすすめしています。施術者が状態を見ながらご提案しますので、まずはご相談ください。

料金や保険について教えてください

保険適用外の自費施術となります。料金は施術料金ページをご覧ください。

格闘技をしていなくても受けられますか?

もちろんです。猫背や巻き肩などの姿勢の悩み、肩こりや腰痛、デスクワークの疲れなど、さまざまなお悩みの方が通われています。

高田馬場の新宿猫背矯正専門センターについて

当院は2013年の開業以来、高田馬場で猫背矯正を専門に施術を行っています。院長は施術歴20年以上、施術実績20,000人以上です。

営業時間は月〜土の9:00〜19:00(日曜休み)、完全予約制です。高田馬場駅から徒歩3分。詳しくはアクセスページをご覧ください。

まとめ

M様の事例は、長年の使い癖で左足の内側が使えなくなっていた状態から、通院を重ねて少しずつ内側を使える感覚を取り戻しつつある例です。

身体の悩みはすぐには変わらないことも多いですが、全身のバランスを見ながら続けていくことで、変化を積み重ねていくことができます。

「片足だけ踏ん張れない」「組み合うとすぐにバテる」など、格闘技での身体の悩みがある方も、猫背や姿勢、肩こり・腰痛でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

※施術の感じ方や効果には個人差があります。強いしびれや痛み、力が入らないなどの症状がある場合は、まず医療機関を受診してください。

※近日中の空き情報は、公式LINEにて毎日更新しています!

ご予約やご相談ができます!当院公式 LINE@mori19771001