弓道で猫背を指摘され続ける70代の方へ 姿勢は変えられる?事例と通院の流れ【高田馬場】

- update更新日 : 2026年10月30日
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新しい挑戦を始めたのに体が思うように動かない悔しさ

70歳という人生の節目を迎え、新たに弓道を始めたT様。友人の勧めもあり、地域のスポーツセンターで週に数回の稽古に励んでいました。しかし、稽古中に何度も先生から姿勢を指摘され、「正座している時も引っ張られて」しまう状態が続いていたのです。

弓道では「縦横十文字」という言葉があり、体の軸がまっすぐ整っていることが基本とされています。しかしT様は、写真撮影の時だけはピンと背筋を伸ばせるものの、実際の稽古中には体が言うことを聞かず、理想の姿勢を保つことができませんでした。

さらに、月に2〜3回のペースで10〜15kmの山登りを楽しんでいたT様は、膝の後ろに痛みを感じるようになり、整形外科で頸椎症性脊髄症と診断されました。整形外科での治療とあわせて、姿勢のことも相談したいと、新宿猫背矯正専門センターの門を叩いたのです。

病院での治療を受けている方へ

頸椎症性脊髄症など、医療機関で診断を受けている方は、主治医の治療を優先してください。整体を受けてよいかどうかは、事前に主治医にご相談ください。手足のしびれが強くなる、箸やボタンが使いにくい、歩きにくい、力が入りにくいといった症状がある場合は、整体ではなく早めに医療機関を受診してください。

この記事では、70代で新しい挑戦を始めたT様が、どのようにして姿勢の歪みや筋力低下という課題に向き合い、整体を通じて体をコントロールできる感覚を取り戻していったのかを詳しくお伝えします。同じように年齢を重ねても前向きに挑戦したい方、姿勢の悩みを抱える方にとって、具体的なヒントが得られる内容となっています。

弓道で求められる姿勢とは何か

縦横十文字と体幹バランスの重要性

弓道において「縦横十文字」とは、体の中心軸が垂直に立ち、左右の肩や腕が水平に保たれている状態を指します。これは単なる見た目の美しさではなく、弓を正確にコントロールするための機能的な姿勢です。

しかし実際には、意識しても体が思うように動かず、先生から繰り返し「もうちょっとこうじゃなくて、正面こうだよ」と指摘を受けていたのです。

弓道では、弓手(ゆんで)と呼ばれる左手で弓を押し、馬手(めて)と呼ばれる右手で弦を引きます。右手だけで引くのではなく、左右のバランスを均衡させながら弓を開いていくのです。

この動作には、肩甲骨の柔軟性、体幹の安定性、そして左右均等な筋力が不可欠です。しかしT様の体は、長年の生活習慣や加齢による影響で、右肩が下がり、背骨が硬くなり、骨盤も歪んでいる状態でした。

猫背や姿勢の崩れについては、猫背の症状ページでも詳しく説明しています。

姿勢の崩れが弓道の上達を妨げる理由

姿勢が崩れていると、弓を引く動作そのものが不安定になります。T様の場合、右肩が下がっていたため、弓を打ち起こす際に「肩が上がっちゃう」状態になっていました。本来は肩を上げずに腕だけを高く上げる必要があるのですが、肩甲骨の動きが制限されていたため、代償動作として肩全体が上がってしまっていたのです。

また、背骨が硬く骨盤も歪んでいたため、正座や立位での姿勢保持が困難でした。弓道では長時間同じ姿勢を保つ場面も多く、体幹が安定していないと集中力も途切れてしまいます。

さらに、筋力検査では、腹筋や脚に力を入れて押し返してもらうと、軽く押しただけで負けてしまう状態でした。

このような状態では、いくら意識して姿勢を正そうとしても、体がそれに応えられません。T様が「意識しなくても正しい姿勢が取れるようになりたい」と願ったのは、まさにこの理由からでした。

70代でも遅くない体づくりの可能性

T様は70歳という節目で弓道を始めました。「70歳の手習い」という言葉通り、新しいことに挑戦する前向きな姿勢は素晴らしいものです。しかし同時に、「昔自分の親父が年取った時に、太ももの肉が落ちてて、今自分がそうだもんね」と、加齢による体の衰えも実感していました。

しかし、体の変化は年齢だけで決まるものではありません。適切なアプローチで骨格を整え、正しい体の使い方を身につけていくことが大切です。ただし、変化の出方には個人差があります。

実際、T様は施術後に「胸が開く感覚」「肩が軽く上がる感覚」「バランスが取りやすくなった感覚」を体感されていました。

重要なのは、単に筋肉を鍛えるのではなく、骨格の歪みを整え、関節の可動域を広げることです。そうすることで、無駄な力を使わずに体を動かしやすくなります。

T様が抱えていた具体的な体の問題

右肩下がりと肩甲骨の位置異常

初回の検査で、T様の体には明確な歪みが確認されました。まず目立ったのが右肩の下がりです。後ろから見ると、右肩が左肩よりも明らかに低い位置にあり、肩甲骨の高さも左右で3〜4cm違っていました。

肩甲骨は本来、肋骨の上を滑るように動くべき骨です。しかしT様の場合、右の肩甲骨が下に引っ張られた状態で固定されており、動きが非常に制限されていました。このため、腕を上げる動作でも肩甲骨がうまく連動せず、途中で引っかかるような感覚がありました。

施術者が他動的に腕を持ち上げると、本来なら耳まで軽く上がるはずが、T様の場合は途中で止まってしまいました。自分で上げれば何とか上がるものの、力を抜いた状態では肩関節の可動域が著しく制限されていたのです。

この肩甲骨の位置異常は、弓道の動作に直接影響します。弓を打ち起こす際に肩が上がってしまうのも、肩甲骨が正しく動かないための代償動作でした。

骨盤の歪みと背骨の硬さ

次に確認されたのが骨盤の歪みです。T様の骨盤は、右側が上がり左側が下がった状態になっていました。この歪みは5mm〜1cm程度でしたが、体全体のバランスに大きな影響を与えていました。

骨盤が歪むと、その上に乗っている背骨も連動して歪みます。実際、T様の背骨は非常に硬く、しなりがほとんどありませんでした。背骨は本来、一本の棒ではなく、椎骨というブロックがチェーンのように連なった構造をしています。このチェーンが柔軟にしなることで、体の動きがスムーズになるのです。

しかしT様の背骨は、まるで一本の棒のように硬直していました。施術者が背骨を揺らそうとしても、ほとんど動かない状態でした。この硬さが、正座や立位での姿勢保持を困難にしていた大きな要因でした。

さらに、骨盤自体の動きも非常に制限されていました。骨盤は歩行時や座位から立位への移行時に微妙に動くべきものですが、T様の骨盤はガチガチに固まっており、遊びがほとんどありませんでした。

力の入りにくさ

T様は月に2〜3回、10〜15kmの山登りを続けていたため、筋肉量自体は年齢の割にしっかりしていました。触診でも、太ももやふくらはぎの筋肉は「70代としてはかなりしっかりしている」と評価されました。

しかし筋力検査を行うと、腹筋や足の筋肉に力を入れてもらっても、施術者が軽く押すだけで簡単に負けてしまう状態でした。

全身に広がる圧痛と硬さ

検査を進めると、T様の体のあちこちに圧痛が見つかりました。首、肩、背中、腰、肋骨、骨盤周り、足首など、ほぼ全身にわたって痛みが出ていました。

特に印象的だったのが肋骨の硬さです。肋骨は呼吸に合わせて広がったり縮んだりする柔軟な構造ですが、T様の肋骨は非常に硬く、動きがほとんどありませんでした。これは呼吸が浅くなる原因にもなります。

また、股関節や足首の硬さも目立ちました。特に左の股関節は右に比べて明らかに硬く、開きにくい状態でした。かかとの腱も硬く、足首の柔軟性も失われていました。

整体で行われた具体的なアプローチ

足のアーチから始まる土台の再構築

施術はまず、足のアーチの調整から始まりました。人間の体は建物と同じで、土台がしっかりしていなければ、その上に何を積み上げても不安定になります。

T様の足は、一見しっかりしているように見えましたが、実は3点支持ができていませんでした。3点支持とは、親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で体重を支える状態です。この3点がバランスよく地面に接することで、カメラの三脚のように安定した立位が可能になります。

しかしT様の場合、土踏まずが浮いているタイプで、重心が不安定でした。このため、立位や歩行時に筋肉で体を支えなければならず、無駄なエネルギーを消費していました。

施術では、足の骨格を整え、3点支持ができる状態に調整しました。これにより、筋肉に頼らず骨格で立てるようになり、体全体の安定性が向上しました。

骨盤と背骨の調整で体幹を整える

次に行われたのが、骨盤と背骨の調整です。T様の骨盤は右が上がり左が下がっていたため、まずこの左右差を整えました。

調整方法は非常にソフトで、うつ伏せの状態で体を軽く揺らすだけです。強い力で押したり捻ったりすることは一切ありません。体を揺らすことで、骨盤や背骨が本来あるべき位置に自然と戻っていくのです。

施術後、再度骨盤の高さを確認すると、左右がほぼ揃っていました。T様自身も「体が沈んで、ベタッとする感じ」と表現していました。

背骨の調整も同様に、軽く揺らすことで椎骨一つ一つの動きを引き出していきました。施術前はガチガチだった背骨が、施術後には柔軟にしなるようになり、T様も「動く感じがわかる」と驚いていました。

肩甲骨と肋骨の可動域改善

骨盤と背骨が整ったところで、次は肩甲骨と肋骨の調整に移りました。T様の肩甲骨は左右で高さが違い、動きも制限されていたため、この部分を重点的にアプローチしました。

施術では、肩甲骨周りの筋肉や筋膜を緩め、肩甲骨が肋骨の上をスムーズに滑るようにしました。また、肋骨自体の動きも改善し、呼吸がしやすくなるよう調整しました。

施術後、肩甲骨の高さを再確認すると、左右がほぼ揃っていました。また、腕を持ち上げる動作でも、施術前は途中で引っかかっていたのが、施術後は軽く耳まで上がるようになりました。

T様は「肩が軽い」「胸が開く感じがする」と、その場で変化を感じていました。

首まわりと全身の調整

最後に、首まわりと全身の調整を行いました。頸椎症性脊髄症の診断を受けているため、首には強い力をかけず、ごく弱い力での調整にとどめています。

また、頭蓋骨や顎関節の調整も行いました。

施術では、非常に弱い力で頭蓋骨や顎関節を調整しました。これにより、首や肩の筋肉が緩み、T様も「気持ちいい」と感じていました。

施術後、再度筋力検査を行うと、腹筋も足の筋肉もしっかりと力が入るようになっていました。T様は「楽勝ですよ」と笑顔で答えていました。

施術後の変化(その場での確認)

姿勢の視覚的変化と重心の移動

施術後、再度写真撮影を行い、施術前後の姿勢を比較しました。最も顕著だったのが、頭の位置の変化です。施術前は頭が前に出ていましたが、施術後は後ろに引かれ、耳と肩のラインが一直線上に揃っていました。

また、右肩の下がりも改善され、左右の肩の高さがほぼ揃いました。襟のラインを見ると、施術前は右に引っ張られていたのが、施術後は中心に寄っていました。

T様自身も「重心が後ろに行ってる感覚がわかる」と述べていました。本来、人間はかかと寄りで立つのが正しい姿勢ですが、多くの人は前重心になっています。T様も施術前は前重心でしたが、施術後はかかと寄りで立てるようになり、体全体のバランスが改善しました。

痛みの軽減と可動域の拡大

施術前に全身に広がっていた圧痛も、施術後には大幅に軽減されました。首、肩、背中、腰、肋骨など、施術前に痛みがあった部分を再度チェックすると、ほとんどの部分で「大丈夫です」という反応でした。

また、関節の可動域も大幅に改善しました。施術前は肩を上げるのも渋かったのが、施術後は軽く耳まで上がるようになりました。背骨も柔軟にしなるようになり、骨盤も動くようになりました。

特に印象的だったのが、股関節の可動域の変化です。施術前は左の股関節が硬く開きにくかったのが、施術後はスムーズに開くようになりました。

筋力の回復と体幹の安定性向上

施術後の筋力検査では、劇的な変化が見られました。施術前は腹筋も足の筋肉も力が入らず、軽く押すだけで負けてしまっていたのが、施術後はしっかりと耐えられるようになりました。

T様も「全然いける」「楽勝ですよ」と驚いていました。

また、体幹の安定性も向上しました。片足立ちや、手と足を対角線上に上げるバランストレーニングでも、施術前は不安定だったのが、施術後は安定してキープできるようになりました。

この変化は、弓道にも直接役立ちます。体幹が安定すれば、弓を引く動作もブレにくくなり、より精密なコントロールが可能になるからです。

ただし、これは施術直後のその場での変化です。感じ方や変化の出方には個人差があり、この状態を保てるかどうかは、通院とご自宅でのケアを続けながら確認していきます。

自宅でできるセルフケアとアドバイス

ストレッチポールを使った胸開きエクササイズ

T様には、自宅でできるセルフケアとして、ストレッチポールを使ったエクササイズが指導されました。T様の奥様はすでにストレッチポールを持っていたため、すぐに実践できる環境が整っていました。

ストレッチポールの使い方は簡単です。ポールを縦に置き、その上に仰向けに寝て、頭からお尻までをポールに乗せます。この状態で膝を立て、両腕を広げて胸を開きます。

この姿勢を5〜10分キープするだけで、胸の筋肉が緩み、肩甲骨の位置も整います。T様は施術中にこのエクササイズを体験し、「気持ちいい」「首筋がすごく気持ちいい」と感想を述べていました。

さらに、ストレッチポールの上で腕を回す動きも指導されました。手の甲を合わせた状態で、肩甲骨を寄せるように腕を回すと、肩甲骨周りの筋肉が効果的にほぐれます。逆回転も行うことで、より広範囲の筋肉にアプローチできます。

体幹トレーニングで安定性を維持

姿勢を維持するためには、体幹の筋肉を鍛えることも重要です。T様には、自宅で簡単にできる体幹トレーニングが指導されました。

まず基本となるのが、仰向けでの骨盤持ち上げ運動です。膝を立てて足を肩幅に開き、つま先を内側に向けます。この状態でお尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようキープします。この姿勢を30秒〜1分保つことで、お尻や腰周りの筋肉が鍛えられます。

次に、四つん這いでのバランストレーニングです。右手と左足を対角線上に伸ばし、バランスを取りながら1〜2分キープします。反対側も同様に行います。このトレーニングは、体幹の安定性を高めるだけでなく、左右のバランスも整えます。

T様は施術中にこのトレーニングを体験し、「結構難しい」と感じながらも、施術後は安定してキープできるようになりました。自宅でも継続することで、姿勢の改善が定着していきます。

日常生活での姿勢意識と注意点

セルフケアだけでなく、日常生活での姿勢意識も重要です。T様には、特に以下の点に注意するようアドバイスされました。

まず、立位での重心位置です。多くの人は前重心で立っていますが、正しくはかかと寄りで立つべきです。親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で体重を支えることを意識すると、自然と正しい姿勢になります。

次に、座位での姿勢です。特に弓道の稽古中の正座では、骨盤を立てることを意識します。骨盤が後ろに倒れると背中が丸くなるため、骨盤をやや前傾させ、背骨が自然なS字カーブを描くようにします。

また、弓を打ち起こす際には、肩を上げないことを意識します。肩甲骨を寄せながら腕だけを上げることで、肩が上がらずに済みます。この動きは、ストレッチポールでのエクササイズで練習できます。

インソールの活用で足元から姿勢をサポート

施術の最後に、T様にはインソールの使用が提案されました。このインソールは、足の3点支持を実現するために設計されており、土踏まずを無理に持ち上げるのではなく、自然なアーチを形成するものです。

T様は施術中にインソールを試着し、足の接地感の違いを実感されていました。インソールを使うことで、骨で立つ感覚が得られ、筋肉に頼らずに体を支えやすくなります。

特に山登りや弓道の稽古中にインソールを使用することで、体全体のバランスが安定し、疲れにくくなります。

インソールは単なる足のサポートではなく、姿勢全体を整えるための重要なツールです。足元から体を支えることで、上半身の無駄な力みが取れ、弓道でも精密なコントロールが可能になるのです。

長期的な改善計画と通院の目安

5ヶ月で姿勢を定着させるプログラム

姿勢の改善は一度の施術で完了するものではありません。長年の生活習慣で形成された歪みは、体が「これが正常」と記憶しているため、元に戻ろうとする力が働きます。そのため、正しい姿勢を体に定着させるには、継続的なアプローチが必要です。

新宿猫背矯正専門センターでは、姿勢の定着には約5ヶ月かかると説明しています。この期間は、体が新しい姿勢を「正常」と認識し、無意識でも維持できるようになるまでの時間です。

T様には、ご本人の状態や目標に合わせて個別に、まず最初の1ヶ月で週2回、計8回の施術が提案されました。この集中期間で、骨格の歪みを整えていきます。8回目には再度詳細な検査を行い、改善度合いを確認します。

その後は、月に2〜3回のペースで施術を継続し、体が元に戻らないよう調整していきます。同時に、自宅でのセルフケアも継続することで、施術効果を最大化します。

※通院の頻度は、お一人おひとりの状態によって異なります。一般的な目安は、最初は1〜2週間に1回程度、体が落ち着いてきたら月1回程度です。

8回目の再検査で改善度を確認

8回目の施術時には、初回と同じ詳細な検査を再度行います。立位での姿勢写真、肩甲骨の位置、肩関節の可動域、重心バランス、筋力検査など、すべての項目をチェックし、初回と比較します。

この再検査により、どの部分がどれだけ改善したか、まだ課題が残っている部分はどこかが明確になります。T様の場合、初回の施術で既に大きな変化が見られたため、8回目にはさらに顕著な改善が期待されます。

再検査の結果に基づいて、その後の施術計画も調整されます。改善が順調であれば、通院頻度を減らしてセルフケア中心に移行します。まだ課題が残っていれば、その部分を重点的にアプローチする施術を継続します。

この個別対応が、新宿猫背矯正専門センターの強みです。画一的なプログラムではなく、一人ひとりの状態に合わせて柔軟に対応することで、最短距離での改善を目指します。

弓道の上達と体の変化の相乗効果

T様の場合、姿勢改善の目的は弓道の上達でした。そのため、施術計画も弓道の稽古スケジュールと連動させることが重要です。

施術で体が整うと、弓道の稽古での動きも変わります。肩が上がらなくなり、体幹が安定し、左右のバランスも整います。これにより、先生からの指摘も減り、自分でも「正しい姿勢が取れている」という感覚が得られます。

逆に、弓道の稽古を続けることで、整った体の使い方が身につきます。正しい姿勢で弓を引く動作を繰り返すことで、体が新しい動きのパターンを学習するのです。

このように、施術と弓道の稽古が相乗効果を生むことで、姿勢改善と弓道の上達が同時に進んでいきます。T様には、この好循環を維持するため、施術と稽古を並行して続けることが勧められました。

70代でも体は変わる 年齢を理由にしない体づくり

加齢による変化と向き合う姿勢

T様は70歳という年齢を迎え、「昔自分の親父が年取った時に、太ももの肉が落ちてて、今自分がそうだもんね」と、加齢による体の衰えを実感していました。しかし同時に、70歳で新たに弓道を始めるという前向きな挑戦もしていました。

加齢により、筋肉量の減少、骨密度の低下、関節の柔軟性の低下などは避けられません。だからこそ、体の状態に合ったケアを続けることが大切です。

重要なのは、年齢を理由に諦めるのではなく、今の自分の体と向き合い、できることを続けることです。T様のように、70歳で新しいことに挑戦する姿勢こそが、体を若々しく保つ秘訣なのです。

継続的なメンテナンスの重要性

T様は山登りを10年続けており、体を動かすことの重要性を理解していました。しかし同時に、膝の痛みや姿勢の崩れなど、体のメンテナンスが不足していることも実感していました。

車でも定期的なメンテナンスが必要なように、人間の体も定期的なケアが必要です。特に年齢を重ねると、体の回復力が低下するため、より頻繁なメンテナンスが求められます。

T様には、施術を継続することに加え、自宅でのセルフケアも習慣化することが勧められました。ストレッチポールでのエクササイズや体幹トレーニングを毎日少しずつ続けることで、施術効果を維持し、体の状態を良好に保つことができます。

また、弓道の稽古や山登りという趣味を続けることも、体を動かし続けるという意味で重要です。楽しみながら体を動かすことが、最も継続しやすく、効果的な体づくりの方法なのです。

よくある質問と回答

施術は痛くないですか?

新宿猫背矯正専門センターの施術は、非常にソフトなアプローチです。強い力で押したり捻ったりすることは一切ありません。体を軽く揺らすことで、骨格が自然と正しい位置に戻っていきます。

T様も施術中に「痛くない」「気持ちいい」と述べていました。特にストレッチポールを使ったエクササイズでは、「首筋がすごく気持ちいい」と感想を述べていました。

ただし、検査時に圧痛点を確認する際には、多少の痛みを感じることがあります。

何回通えば効果が出ますか?

効果の出方は個人差がありますが、多くの方が初回の施術で変化を実感されます。T様も初回の施術後に、姿勢の変化、痛みの軽減、筋力の回復などを即座に体感しました。

ただし、姿勢を定着させるには継続的なアプローチが必要です。T様の場合は、状態や目標に合わせて、最初の1ヶ月で週2回、計8回の施術をご提案しました。その後は月に2〜3回のペースで、約5ヶ月かけて姿勢を定着させていく計画です。

通院の頻度は、お一人おひとりの状態によって異なります。一般的な目安は、最初は1〜2週間に1回程度、体が落ち着いてきたら月1回程度です。

8回目には再検査を行い、改善度合いを確認します。その結果に基づいて、その後の施術計画を調整します。

70代から始めても姿勢は変わりますか?

年齢だけで決まるものではないと考えています。T様のように、今の体の状態を検査で確かめ、できることを一つずつ続けていくことが大切です。変化の出方には個人差があります。

自宅でできることはありますか?

施術効果を維持し、さらに高めるためには、自宅でのセルフケアが重要です。新宿猫背矯正専門センターでは、一人ひとりに合わせたセルフケアを指導しています。

T様には、ストレッチポールを使った胸開きエクササイズ、体幹トレーニング、日常生活での姿勢意識などが指導されました。これらは特別な道具や場所がなくても、自宅で簡単にできるものです。

セルフケアの動画も提供されるため、自宅でも正しい方法で続けられます。毎日少しずつ続けることが、姿勢改善の鍵です。

首の病気の診断を受けていても施術を受けられますか?

まず主治医の治療を優先し、整体を受けてよいかを主治医にご確認ください。施術を受ける場合も、首には強い力をかけず、体の状態を確認しながら行います。しびれや力の入りにくさが強くなっている場合は、医療機関の受診をお願いしています。

料金と保険について教えてください

保険適用外の自費施術となります。料金は施術料金ページをご覧ください。

まとめ 70歳からでも遅くない姿勢改善の第一歩

T様の事例は、年齢を重ねても体は変わるという希望を示しています。70歳で新たに弓道を始め、姿勢を指摘され続ける悔しさを抱えながらも、姿勢のことを相談しようと整体の門を叩きました。

初回の施術で、T様の体には右肩下がり、骨盤の歪み、背骨の硬さ、筋力低下など、複数の問題が絡み合っていることが明らかになりました。しかし、足元から肩甲骨まで、全身を丁寧に調整することで、施術直後から変化が見られました。

姿勢が整い、痛みが軽減され、筋力も回復しました。T様自身も「胸が開く感覚」「肩が軽い」「バランスが取りやすくなった」と、変化を実感されました。

この変化を一時的なもので終わらせないために、施術を継続し、自宅でのセルフケアも習慣化していきます。弓道の稽古を続けることで、整った体の使い方も身につきます。

体の変化は、年齢だけで決まるものではありません。年齢を理由に諦める必要はありません。T様のように、前向きに挑戦し続けることが、若々しい体を保つ秘訣なのです。

もしあなたも、姿勢の悩みや体の不調を抱えているなら、一度専門家に相談してみてください。体を整えることで、新しい可能性が開けるかもしれません。

弓道と姿勢の関係全体については弓道と猫背のまとめ記事を、腕を後ろに引きにくい・弓を握ると肩や前腕が張るという方は巻き肩の事例もあわせてご覧ください。

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