80代ダンス講師のつまずきと足のアーチ|高田馬場の整体

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ダンスを続けたい方の体に起きている変化

長く踊ってきた体だからこそ出てくる悩み

ダンスを何十年も続けてきた方の体には、その人だけの使い方のクセが深く刻まれています。

長年の練習で身についた動きは、舞台の上では大きな武器になります。

けれども年齢を重ねたり、病気で体力が落ちたりすると、そのクセが体のかたよりとして表に出てくることがあります。

今回ご来店されたA様も、ダンスを長く続けてこられた方です。

「若い時はなんでもなく格好よかったのに」という言葉には、今の体との差への思いがにじんでいました。

こうした悩みは、ダンスをする方に限った話ではありません。

長く続けた習慣やスポーツが、体の左右差や姿勢の崩れにつながることは珍しくないのです。

高田馬場や早稲田、新宿、池袋といった地域でも、体のことで悩む方は多くいらっしゃいます。

年齢や病気があってもあきらめないで

A様は病気の治療を経て、筋肉が落ち、体重も落ちたとお話しされていました。

歩くのも大変だった時期があったそうです。

それでも今は練習を続け、シニアの方にダンスを教える立場でもあります。

「もっと柔らかくしたい。全部欲張りですから」という言葉は、とても前向きでした。

年齢を理由にあきらめてしまう方もいますが、体の状態に合わせて整えていくことで、変化を感じられる方もいらっしゃいます。

大切なのは、今の体がどこで崩れているのかを知ることです。

原因の見当がつけば、やるべきことも見えてきます。

この記事では、A様の体験をもとに、足元の崩れとつまずきやすさ、姿勢の整え方をご紹介します。

治療中・治療後の方へ
病気の治療中の方や、治療を終えて間もない方は、主治医にご相談のうえお越しください。歩くとふらつく、つまずいて転ぶことが増えたといった場合も、まずは医療機関で診てもらってください。

姿勢の崩れが体に与える影響を知る

右重心や頭の傾き

A様の姿勢を立った状態で見ると、体が右に寄り、頭が左に傾いていました。

右に重心がのっているため、バランスを取ろうとして首や頭が反対側へ動いていたと考えられます。

後ろから見ると、右のお尻も外側に出ていて、右の肩が下がっていました。

これは、長年のダンスで体を片側にずらす動きを続けてきた影響が考えられます。

組んで踊る場面では、体の向きや重心に独特の使い方が求められるからです。

本人は、自分の姿勢のクセにほとんど気づいていませんでした。

「自分の姿勢をちゃんと見たことはない」とのお話でした。

クセは自分では分かりにくく、第三者に見てもらって初めて気づくものです。

肩甲骨の位置の差と肩の動きにくさ

次に肩甲骨の位置を確認すると、左右で高さに差がありました。

右が下がり、左が上がっている状態です。

A様自身は「分からない」とおっしゃっていましたが、水平に直すと、位置の差がはっきり見えました。

腕を上げる動きも、軽く上がって耳の横にぴたりとつくのが理想です。

ところがA様は、途中で引っかかる感じがあり、両腕とも上がりづらい状態でした。

胸も開きにくく、呼吸が浅くなりやすい様子でした。

肩甲骨の動きが悪いと、肩こりや首こりにつながることがあります。

肩の動きにくさは、ダンスの表現にも関わる大切なポイントです。

確認した場所見られた状態考えられる負担
立ち姿右重心で頭が左へ傾く首や肩への負担
肩甲骨右が下がっている肩の上がりにくさ
肩の動き腕が途中で引っかかる胸が開きにくい
骨盤左右で高さが違う腰や脚への負担

上の表は、A様の検査で見つかった主な状態をまとめたものです。

体の各部分がつながっているため、一か所の崩れが全体に響くことがあります。

足元の土台が崩れると全身に響く

足のアーチがつぶれると何が起きるか

A様は、足の裏のアーチがつぶれ、外反母趾もある状態でした。

指が浮いてしまい、地面をしっかりつかめなくなっていたのです。

足は体を支える土台です。

土台がぐらつけば、その上にのる骨盤や背骨もバランスを崩しやすくなります。

足のアーチがあると、親指の付け根、小指の付け根、かかとの三点で立てます。

この三点で立つと、少ない筋肉の力で体を支えやすくなります。

カメラの三脚が三点で安定するのと同じ考え方です。

反対に、三点が崩れると、体は筋肉を頑張らせて立つことになります。

すると疲れやすくなったり、つまずきやすくなったりすることがあります。

立つ位置を変えると体が変わる体験

検査では、立ったまま片側に体を傾けられる力を確かめました。

右に傾けられる動きは、とくに踏ん張れませんでした。

右への重心の寄りが大きく、そちらへ力を出しにくくなっていたと考えられます。

そこで、足の形を整えるための中敷きを使って、もう一度試しました。

すると、さきほど耐えられなかった動きに、しっかり耐えられるようになりました。

A様は「めちゃくちゃ大丈夫です」と驚かれていました。

土台が整うだけで、体の使い方が変わることを感じていただけた瞬間でした。

足元を見直すことは、姿勢を整える大切な入り口です。

靴の中の状態は、毎日の姿勢にも関わります。

検査で見つかった体のポイント

骨盤と肋骨の硬さ

A様の骨盤は、右が上がり左が下がっていました。

触れてみると、背骨や肋骨がかなり硬く、弾力があまりありませんでした。

肋骨まわりが硬いと、息を深く吸いにくくなることがあります。

本来、胸まわりはふわっと動くものです。

指で軽く触れるだけで、やわらかく上に動くのが理想です。

A様の場合は、その動きが出にくい状態でした。

体の中心に硬さがあると、腕や脚の動きにも影響することがあります。

骨盤や肋骨を整えることは、全身の動きやすさにつながると考えています。

腹筋や脚の力が弱くなっていた

体を支える力も確かめました。

おなか周りと脚の筋力が弱くなっていることが分かりました。

病気の治療のあと、筋肉が大きく落ちたことも関係していたと思われます。

筋肉が減ると、体を支える力も弱まり、ふとした場面でつまずきやすくなることがあります。

「若い時はつまずかなかった」という言葉が印象的でした。

筋力の低下は、年齢とともに誰にでも起こります。

ただ、体の使い方を整えることで、少ない力でも安定して立ちやすくなると考えています。

土台を整えたうえで筋力を戻していく順番が大切です。

新宿猫背矯正専門センターの整体の進め方

体の状態を確かめる検査とていねいな説明

新宿猫背矯正専門センターでは、最初に立った姿を正面、横、後ろから写真に撮ります。

施術前の姿勢を、目で見て確かめるためです。

そのうえで、肩甲骨の位置、肩の動く範囲、前後左右の重心バランスを調べます。

骨のかたよりや筋力の低下も確認し、分かりやすくお伝えします。

同じ猫背や巻き肩でも、原因は人によって大きく違います。

だからこそ、検査で体の状態を確かめることが大切です。

検査の結果が分かると、施術の方向も決めやすくなります。

A様にも、検査の結果を一つずつお見せしながら説明しました。

強く揉まない、体にやさしい施術

当院の施術は、硬いところを強く揉み込むものではありません。

うつ伏せで骨盤から背骨を、軽く揺らすようにやさしく整えます。

機械は使わず、痛みの少ない方法で進めます。

そのあと仰向けで、頭から足の裏、全身の関節を順番に整えます。

肋骨まわりを整えて呼吸のしやすさを確認し、足のアーチも作って、安定して立てる体を目指します。

横向きで巻き肩を整え、仰向けで顎まわりをごく弱い力で整えて、首や肩の筋肉をゆるめていきます。巻き肩については、巻き肩の症状ページで詳しく説明しています。

施術のあとは、もう一度同じ検査をして変化を確認します。

写真も撮り、姿勢の変化を目で見て確かめていただけます。

流れ内容ねらい
検査写真と動きの確認体の状態を知る
背骨の調整うつ伏せでやさしく揺らす土台を整える
全身の調整仰向けで関節を整える動きをつなぐ
巻き肩の調整横向きと仰向けで調整姿勢を整える
再検査動きと写真を見直す変化を確認

上の表は、当院の基本的な流れです。

どの段階も、体への負担が少ないやさしい方法で進めます。

施術後に見られた変化とお客様の反応

骨盤の高さや胸の開きが変わった

施術のあと、もう一度骨盤の高さを確かめました。

さきほどは右が上がっていましたが、ほぼ水平に近づいていました。

肋骨まわりの動きも出て、胸が開きやすくなりました。

最初はまったく開かなかった胸が、ふわっと開く感覚があったようです。

肩の上がりも軽くなり、肩甲骨の位置の差も小さくなっていました。

足元の中敷きを入れたときと同じく、体の変化をその場で感じていただけました。

A様は「体が軽く、柔らかくなった感じがする」とお話しされました。

強く揉まれたわけではないのに、気持ちよさも感じられたそうです。

マッサージとは違うと感じられたのも印象的でした。

なお、ここでご紹介したのは施術直後のその場での変化です。感じ方や変化の出方には個人差があります。

自分では気づけないクセに気づく大切さ

施術後、A様は鏡で体を見て、変化を確かめていました。

「自分ではクセは分からないものですね」というお話も出ました。

姿勢のクセは、他の人に指摘されて初めて気づくことが多いものです。

自分の立ち位置の感覚は、年齢とともに鈍くなりやすい面もあります。

そのため、自分にとって楽な場所に体を預け、さらに崩れてしまうことがあります。

戻したくても、なかなか戻らないのです。

だからこそ、第三者の目で状態を見て、整える意味があります。

前向きにダンスを続けるお姿に、私もお話ししていて嬉しくなりました。

長く運動を続けてきた方の左右差

スポーツや習い事を長く続けてきた方も、左右差に悩むことがあります。

いつも同じ側に体重をかけ、同じ向きに動かすため、骨盤や肩の高さに差が出やすいのです。

この場合も、まず検査で左右の違いを知ることから始めます。

足元を整え、骨盤と背骨を整えることで、動きのかたよりをやわらげていきます。

続けてきたことを大切にしながら、体のバランスを整えていきます。

よくある失敗と気をつけたいこと

強く揉んだり、無理に伸ばしたりしないことも大切

体が硬いと、つい強く揉んだり、無理に伸ばしたりしたくなります。

けれども体は強い刺激を受けると、守ろうとしてかえって固まることがあります。

痛いのを我慢して伸ばすストレッチも、続けると体に負担がかかります。

大切なのは、気持ちいい範囲で、ゆっくり動かすことです。

当院でも、強い刺激はなるべく避けて進めています。

まずは体が受け入れやすい刺激で、ゆるめていくことが大切です。

足元を見ずに筋トレだけ頑張る落とし穴

筋力が落ちたと感じると、筋トレを頑張りたくなります。

もちろん筋トレは大切です。

ただし、土台の足が崩れたままだと、使う筋肉がかたよりやすくなります。

その結果、疲れやすさや痛みが出ることもあります。

足のアーチ、骨盤、背骨を整えてから筋力を戻していくと、少ない力でも動きやすくなると考えています。

順番を意識することが、遠回りしない近道です。

自宅でできるセルフケア

ボールを使った背中のゆるめ方

A様には、自宅でできる簡単なケアもお伝えしました。

やわらかいボールを使い、頭とお尻を支えに、仰向けで背骨をのせます。

膝を立てて、ゆっくり呼吸を続けます。

すると、胸まわりが少しずつ開いてきます。

そのまま肩甲骨を大きくゆっくり回すと、動きが出やすくなります。

逆回しも同じようにゆっくり行います。

寝る前に行うと、リラックスにも向いています。

強くやりすぎないことが一番のポイントです。

片足立ちでバランスの練習

次に、片足立ちのバランス練習もご紹介しました。

足を上げて、ゆっくり安定させます。

左右でやりやすさが違うことも多く、その差が体のかたよりのヒントになります。

転ぶと危ないので、壁や椅子のそばなど、平らで安全な場所で行ってください。

不安定な状態を安定させる練習は、体幹を使う練習にもなります。

また、こまめに水分をとることも心がけてください。

寝る時にスマホを頭のそばに置かない習慣もおすすめです。

長く続けるための考え方

整体は続けて変化をなじませる

一度で体が整っても、長年のクセはすぐに戻ろうとします。

そのため、間を空けすぎずに通うほうが、変化がなじみやすくなります。

当院では、8回を一つの区切りとして考えています。

通う頻度は、最初は1〜2週間に1回程度、8回を過ぎたら月1回程度が目安です。

ただし、一人ひとりの体の状態で変わります。

施術のあとに、日常生活の過ごし方もお伝えします。

デスクまわりの整え方、スマホの使い方、自宅でできるストレッチを紹介し、動画もお渡しします。

施術歴20年以上の経験から、日常の見直しも大切だと考えているからです。

年齢を言い訳にしない体づくり

年齢を重ねると、体は少しずつ変わります。

でも、整え続けることで、動きやすさを保つことを目指せます。

A様のように、病気を乗り越えて好きなことを続ける姿は、多くの方の励みになります。

大切なのは、無理せず、体の声を聞くことです。

足元を整え、姿勢を整え、少しずつ筋力を育てます。

その積み重ねが、「まだ格好よくありたい」という願いを支えます。

よくある質問

強く揉まれますか?

硬いところを揉み込む施術ではありません。やさしく揺らして整えます。

痛みはありますか?

機械は使わず、ソフトな方法で行います。痛みの少ない施術です。

年齢が高くても受けられますか?

年齢に関わらず、検査をして体の状態に合わせて進めます。持病のある方や治療中の方は、主治医にご相談のうえお越しください。

何回くらい通えばよいですか?

最初は週2回程度を目安に通っていただき、8回を過ぎたら、2週間に1回、3週間に1回、月1回と、体の状態を見ながら少しずつ間隔をあけていきます。お仕事やレッスンのご都合などもあると思いますので、通い方はご相談しながら決めていきます。

施術後に気をつけることはありますか?

お水をこまめに飲み、体を休めてください。眠気やだるさが出る場合があります。

自分で姿勢を直せますか?

自分では、クセに気づきにくいものです。検査で確かめるのがおすすめです。

骨盤や肩こりも相談できますか?

はい、姿勢や肩こり、腰痛、首こりなどのお悩みも、体全体から見てご相談ください。

保険は使えますか?

保険適用外の自費施術となります。料金は施術料金ページをご覧ください。

チェック項目当てはまる場合の目安
立つと片側に寄る重心のかたよりの可能性
腕が上がりにくい肩甲骨の動きの低下
つまずきやすい足元や筋力の低下
呼吸が浅い肋骨まわりの硬さ

上の表で当てはまる項目が多い方は、一度体の状態を見てもらうことをおすすめします。

まとめと次の一歩

好きなことを続ける体づくりを

ここまで、A様の体験をもとに、足元の崩れとつまずきやすさ、姿勢の整え方をお伝えしました。

右重心、肩甲骨の差、足のアーチのつぶれなど、体の崩れにはつながりがあります。

足元から骨盤、背骨、肩甲骨と順に整えることで、全身が動きやすくなると考えています。

年齢や病気があっても、体の状態に合わせて整えていくことはできます。

好きなことを長く続けるために、今の体を知ることから始めてみませんか。

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