周りに姿勢が悪いと言われる|元バドミントン経験者の猫背整体・高田馬場
長年、姿勢の悪さに悩んでいませんか?
「周りから姿勢が悪いと言われる」「デスクワークで首や肩がガチガチ」「呼吸が浅くて疲れやすい」。そんな悩みを抱えたまま、何年も過ごしている方は少なくありません。
今回は、新宿猫背矯正専門センターに来店されたK様の事例をもとに、運動をしなくなったことや長時間のパソコン作業が姿勢にどう関わるのか、そして施術でどのように体を整えていったのかをご紹介します。
K様のお悩み
周りから姿勢が悪いと言われる
K様は、周りから姿勢が悪いと言われたことがあり、ご自身でも気になっていたそうです。「自分の姿勢はちゃんと見たことありますか?」とお聞きすると、あまりじっくり見たことはないとのことでした。
姿勢のくせは、自分ではなかなか気づきにくいものです。だからこそ、写真や検査で客観的に確かめることが役に立ちます。
運動をしなくなってから
K様は「運動全然やらずに」「趣味のような、何もやらなくて」と話されていました。以前は2年ほどバドミントンをされていた時期もあったそうですが、今は運動をする機会がほとんどない状態でした。
運動をしない期間が長くなると、筋肉は少しずつ衰えていきます。特に姿勢を支えるお腹まわりの筋肉や、下半身の筋肉が弱くなると、よい姿勢を保ちにくくなります。
パソコン作業が中心の毎日
K様は「パソコンをずっとやっている気がします」と話されていたように、パソコン作業が中心の生活を送っていました。
「パソコンのモニターって高いとか低いとかあります?」とお聞きすると、「低いです」とのお答えでした。ノートパソコンで画面を覗き込む姿勢が続き、首が前に出て背中が丸まり、肩が前に巻き込む「巻き肩」の状態になっていました。
首や肩を触ってみると「めっちゃ硬い」状態で、肩甲骨の位置も左右でずれていました。
検査で分かったこと
姿勢写真の確認
新宿猫背矯正専門センターでは、まず立った状態で正面・側面・背面から写真を撮り、姿勢を確認します。
正面から見ると、右手のほうが長く見え、右肩が下がっていました。「多分右の肩下がっているので右の方にちょっと傾いているかなっていうのがわかりますかね」とお伝えすると、K様も写真を見て確認されていました。肩の高さの左右差については、肩の高さが左右で違う方へのページでもご紹介しています。
側面から見ると、首が前に出て、背中が丸まっている猫背の姿勢でした。猫背については、猫背の症状ページで詳しく説明しています。
骨盤は右が上・左が下に傾き、肩甲骨も左が上・右が下とずれていて、体全体がねじれたような状態になっていました。
肩と背骨の動き
腕を持ち上げると、「ちょっと重い感じわかりますかね?」という状態で、途中から重さを感じて上がりきりませんでした。肩甲骨まわりの筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きが小さくなっていたと考えられます。
背骨の動きの検査では、体を左右にひねる動きを確認しました。結果は「全然入らないです」「右側全然入らない」という状態でした。
背骨は一本の棒ではなく、小さな骨が積み重なってできています。「一本の棒じゃなくて、積み木みたいにバーって重なっているので、こういう動きが欲しいんですけど、中がしならないです」とご説明しました。
腹筋が入らない、右斜め後ろに踏ん張れない
前後左右の重心バランスの検査では、両手を広げた状態で左右から押してバランスを確かめます。左側はなんとか踏ん張れましたが、右に倒そうとすると、すぐに倒れてしまいました。後ろも「全然ダメです」という結果で、特に「右斜め後ろが全然ダメです」という状態でした。
仰向けで膝を立て、お腹の筋肉を使う動きも確認しましたが、こちらも「全然入らないです」という結果でした。足の筋力も弱くなっていて、「足の筋力を強化しないと」とお伝えしました。
K様の体は右重心で、後ろや右後ろに踏ん張る力が弱くなっていました。こうした筋力のかたよりが、骨盤や背骨の傾き、姿勢のくせにもつながっていると考えられました。
肋骨の硬さと呼吸
骨盤や肋骨の動きもとても硬く、「ガチガチ」の状態でした。「すると呼吸が浅い」とお伝えしました。猫背や巻き肩の姿勢では、胸まわりが縮こまり、呼吸が浅くなりやすくなります。
「疲れやすいっていうのはありますか?」とお聞きすると、K様は「あるかもしれない」と答えられていました。
足のアーチ
足のアーチも崩れていました。「足のアーチって聞いたことある?扁平足とかあって、ここにアーチ状のやつが構造的に1個内と1個外と横にあるんですけど、それ崩れてる」とご説明しました。足の親指が外側に曲がっている状態も見られました。
足のアーチは体の土台です。アーチが崩れると足元が不安定になり、その影響が膝、股関節、骨盤、背骨へとつながっていきます。
試しにインソールを履いていただき、もう一度バランスの検査をすると、「踏ん張れるのわかりますか?」とお聞きするほど、踏ん張りやすさが変わっていました。
施術の流れ
骨盤と背骨を整える
施術は、うつ伏せの状態で骨盤から背骨にかけての調整から始めます。強い力を使わず、軽く揺らすだけのソフトな施術です。機械などは一切使いません。
施術中に「痛みが出たりしますか」とお聞きすると、K様は「痛くはない」とのことでした。
骨盤の左右の高さの違いを整え、硬くなっていた背骨の動きを取り戻していきます。背骨まわりが整うと、背中や腰の張りがゆるみやすくなります。
全身の関節の調整
仰向けの状態で、頭、足の裏、足全体、骨盤、腕、再び頭という順番で、全身の関節を整えていきます。体は全部つながっているため、手の指を調整しながら骨盤まわりを整えるなど、離れた部位同士のつながりも意識します。
肋骨まわりも整え、呼吸のしやすさを確認しました。K様も、調整後は「胸が広がる感じ」があったそうです。足のアーチもしっかり作り、立ったときに安定しやすいようにしていきました。
巻き肩と顎関節の調整
横向きの姿勢で、巻き肩の調整を行いました。巻き肩は、胸の筋肉(大胸筋)が縮んで硬くなり、背中の筋肉が引き伸ばされて弱くなっている状態です。胸の筋肉をゆるめ、肩甲骨が本来の位置に戻りやすくなるよう整えます。巻き肩については、巻き肩の症状ページでもご紹介しています。
顎関節の調整も、非常に弱い力で行い、首や肩の筋肉をゆるめていきます。
施術後の変化
肩甲骨の位置と腕の上がり方
施術後、施術前と同じ検査をもう一度行い、写真も撮って変化を確かめました。
施術前は左が上・右が下とずれていた肩甲骨は、「今揃ってる」という状態になっていました。
腕の上がり方も変わり、施術前は重く感じて上がりきらなかった腕が、「もうちょい上がっちゃってます」と、より高く上がるようになっていました。体のひねりも、施術前より動きやすくなっていました。
呼吸と首・ふくらはぎ
肋骨まわりが動きやすくなり、呼吸がしやすくなったと話されていました。首の動きも、「重い感じ」からスムーズに動くようになっていました。
ふくらはぎも「伸びるようになった感じ分かりますか?」とお聞きすると、「分かります」と答えてくださいました。
なお、ここでご紹介したのは施術直後のその場での変化です。感じ方や変化の出方には個人差があります。
続けて整えていくこと
長年の姿勢のくせは、一度の施術ですべて整うものではありません。施術と日常生活の見直しを組み合わせながら、続けて整えていくことが大切です。
通う頻度は、最初は1〜2週間に1回程度、8回を過ぎたら月1回程度が目安です。
日常生活でできるセルフケア
デスク環境を見直す
K様には「できれば目線の高さを持っていった方がいい」とお伝えしました。ノートパソコンの場合は、パソコンスタンドや外付けモニターを使い、画面の上端が目の高さにくるように調整するのがおすすめです。
キーボードとマウスは、肘が90度程度に曲がり、肩に力が入らない位置に置きます。椅子は、足の裏全体が床につく高さにし、深く腰かけて背もたれに背中を預けると、骨盤を立てた姿勢を保ちやすくなります。
画面が暗すぎると、前のめりになって覗き込みがちです。部屋や画面の明るさも見直してみてください。
簡単なストレッチ
両手を肩に置き、肘で大きく円を描くように回します。前回し、後ろ回しを各10回ずつ行うと、肩甲骨まわりを動かせます。
壁に手をつき、体を反対側にひねると、縮んだ胸の筋肉を伸ばせます。左右各30秒ずつ行いましょう。
首は、頭をゆっくり前後左右に傾け、それぞれ10秒ずつキープします。椅子に座ったまま、背筋を伸ばしてゆっくり体を左右にひねるストレッチもおすすめです。
どれも痛みのない範囲で、1時間に1回程度こまめに体を動かすのが理想です。
膝をゆるめて立つ
K様には、立つときに膝を伸ばしきるくせも見られました。「膝ってほんのりこのままにするんですか?」というご質問に、「できれば立ってる時に、こういう癖があると思ったら、なるべくゆるめてあげてください」とお伝えしました。
膝を軽くゆるめた状態で、足の裏全体に均等に体重をかけるのがポイントです。K様のように右に体重がかたよるくせがある方は、両足に均等に乗ることを意識してみてください。
歩くときのこと
K様は「歩いてると、上げてるつもりで足が痛い」「大した段差ないところで」つまずくこともあると話されていました。
かかとから着地し、足の裏全体で体重を受け止め、つま先で蹴り出す。歩幅は無理に広げず、自然な範囲で歩きましょう。
足の痛みやつまずきについて
歩くと足が痛む状態が続く、足にしびれがある、最近急につまずきやすくなったといった場合は、整体より先に医療機関を受診してください。医療機関で治療中の方は、主治医にご相談のうえお越しください。
少しずつ体を動かす習慣を
いきなり激しい運動を始める必要はありません。階段を使う、一駅分歩くなど、日常生活の中で体を動かす機会を少しずつ増やしていきましょう。
K様は以前バドミントンをされていたので、楽しめるスポーツを再開するのもよい方法です。楽しみながら続けられる運動を見つけることが、習慣にするコツです。
枕の高さ
枕は、仰向けに寝たときに首の自然なカーブを保てる高さが目安です。高すぎる枕は首に負担がかかりやすくなります。
よくある質問
施術は痛いですか?
強い力を使わず、軽く揺らすだけのソフトな施術です。K様も「痛くはない」とのことでした。ただし、筋肉がとても硬くなっている部分を触ると、多少の痛みを感じることがあります。施術中は痛みを確認しながら進めます。
どのくらいの期間で変化を感じますか?
施術後に姿勢の変化や体の軽さを感じる方もいらっしゃいますが、感じ方には個人差があります。長年の姿勢のくせは、続けてケアしながら、日常生活も見直して整えていきます。8回を一つの区切りとして、施術前と同じ検査で変化を確認していきます。
施術後に気をつけることはありますか?
施術後は、激しい運動や長時間同じ姿勢を続けることは避け、ゆったりと過ごすことをおすすめします。
どのくらいの頻度で通えばいいですか?
最初は週2回程度を目安に通っていただき、8回を過ぎたら、2週間に1回、3週間に1回、月1回と、体の状態を見ながら少しずつ間隔をあけていきます。お仕事のご都合などもあると思いますので、通い方はご相談しながら決めていきます。
施術時間はどのくらいですか?
初回は、カウンセリングや検査の時間を含めて90分の枠でご予約いただいています(施術そのものは約60分です)。2回目以降は60分の枠でご予約いただき、施術は約40〜50分です。
保険は使えますか?
保険適用外の自費施術となります。料金は施術料金ページをご覧ください。
予約は必要ですか?
完全予約制となっています。ご予約は、ホームページまたは公式LINEからお願いいたします。
まとめ
K様は、以前バドミントンをされていたものの今は運動の機会がなく、パソコン作業が中心の毎日の中で、周りから姿勢が悪いと言われることが気になっていました。
検査では、右肩の下がりと右重心、背骨のひねりにくさ、お腹の筋肉の入りにくさ、右斜め後ろへの踏ん張りにくさ、足のアーチの崩れが見られました。全身を整えたことで、施術後は肩甲骨の位置がそろい、腕も上がりやすくなっていました。
運動不足や姿勢のくせが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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